いろいろな種子の種類や用語

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F1種子

「雑種一代」「一代交配種」などと呼ばれる、雑種強勢の効果を狙った種子。

メンデルの第一法則「優劣の法則」により、異なる形質を持つ親をかけ合わせると、その第一代の子(F1=雑種第一代)は、両親の形質のうち、優性だけが現れ、劣性は陰に隠れます。あらゆる形質でこの優性遺伝子だけが発現するため、交配種野菜は、一見まったく同じ形にそろいます。

この種からできた果実の種(2世代目)を栽培しても第1世代とは違い生育がばらつき、品質は低下します。なのでF1種を栽培するには毎年種を購入しなくてはなりません。

固定種(こていしゅ)

交配種(こうはいしゅ)または一代雑種(いちだいざっしゅ)に相対する用語で、遺伝的に固定している品種のことをいう。これを一般種という場合もある。

遺伝子組み換え作物

除草剤耐性、病害虫耐性など栽培効率を目的に作られたもの。
従来の品種交配との違いはまったく異なる種の遺伝子を組み合わせることができる。
動物の遺伝子を植物に組み込むなど

原種(げんしゅ)

採種、つまり種子とりのためには、そのもとになる種子が必要である。これを原種という。原種をとるための種子は原々種という。

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

種子の発芽にあたり、太陽光線のあたらない暗黒状態を好む種子をいう。多くのウリ科植物や、ダイコン、葉ゲイトウなど。

コーティング種子

ペレット種子・造粒種子とも呼ばれる。野菜・花などの小粒種子や不整形種子に、タルク等を被覆して粒径を均一化し、播種機でまきやすくした種子。 レタスなど

種子消毒(しゅししょうどく)

安全に発芽・生育させる目的で、薬品や温湯・乾熱などにより種子の殺菌をすることをいう。

播種(はしゅ)

種子をまくことを播種という。散播(ばらまき)、条播(すじまき)、点播(てんまき)の3方法があり、省力化のためシードテープ、コーティング種子が利用される。

発芽率(はつがりつ)

播種された種子のうち発芽した種子の割合をいう。 つまり、発芽率=発芽数/播種数×100(%)で、この数値は高いほど望ましい。

発芽適温(はつがてきおん)

植物のタネが発芽に好適な温度範囲のこと。植物によって異なる
オクラなどは高温、レタスなどは低温。